目次
活動期に思ったこと。
牛乳が飲みたい!!!
一日家にいると気づけば牛乳パック1本を飲み切るほど牛乳が好きだ。
潰瘍性大腸炎になってから、牛乳を飲もうとあがいた様を記録しておく。
いままでの牛乳トライ
初回の挑戦:診断を受けて数日後
診断を受けたとき、「そこまで食事制限は必要ない。食べられないストレスを抱えないほうがいい。」とアドバイスをもらっていた。
じゃあ大丈夫か、とそれまで控えていた大好きな牛乳を飲んでみた。
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下痢・発熱になる。(2週目あたり)
もしかして牛乳はあまり良くないのか?近所の病院で相談したところ、「アレルギーじゃない?じゃあ関係ないと思うよ~」
主治医も、「あまり関係ないんじゃないかなあ」
他の原因(家族がインフルB)かな、と思ったものの、なんとなく牛乳を控えるように。
2回目の挑戦:脂質がだめだとわかってから
きつい活動期には脂質をできるだけ避けるべきだとわかり、無事下痢や出血が落ち着く。(5週目あたり)
** ならば飲めるだろう! **
意気揚々とスーパーに行き、無脂肪乳と低脂肪牛乳を購入。
「脂質の量と味でどっちにするか決めようかなあ~。やっと牛乳を、何もきにせず飲めるぞ!」とテンションが上がる。
無脂肪乳から挑戦。思いのほか、うまい。
もうこれで決まりだ😁と喜ぶ喜ぶ。
気づけば800ml近く飲んでいたが、「これで脂質2gいかないもんな、余裕だ~」
なんて思っていた。
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数時間後、下痢。
血はたぶん出ていないが、翌日も軟便。
1日1回に収まっていた排便回数が、その日を境に上昇。(6週目)
雲行きが怪しくなる。
もうひとつの難関、乳糖
** 「牛乳 下痢」 ** 、と調べたところだいたいわかってきた。
乳糖不耐症、というのがあるみたい。
大人になると牛乳に含まれる乳糖を分解する力がなくなる人が多く、下痢を引き起こす。
多くの日本人は乳糖不耐症だが、定期的に乳糖を取り続けて入れば分解できるらしい。
これかな、と。
まとめると、
激しい活動期には脂質的に牛乳が飲めない。飲みたくない。
一方、活動が少し落ち着いた頃には乳糖を分解できなくなっていて、下痢を引き起こす。(2回目の挑戦)
下痢が起きると炎症も悪化しやすい感じ。
牛乳 or ノット牛乳
私の牛乳ライフの選択肢は2つ
- 活動が激しくないときに、少しずつ飲んで身体を慣らしていく。
- 飲まない。完全な寛解宣言をもらったとき、初めて飲む。(酒・カフェインに近い扱い)
いまのところ、後者にしている。
代打
飲むヨーグルト
パンには牛乳、グラノーラと牛乳、和菓子には牛乳、ケーキには牛乳、風呂上がりは牛乳…という生活をしてきた私にとって、牛乳がなくなるのは影響が大きい。
お湯メインの生活をしているが、乳飲料がほしい。。
** 飲むヨーグルト。
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これが救世主だった。
- ヨーグルトは脂質0のものが普通にコンビニにあるし、なんなら毎朝食べている。
- ヨーグルトにも乳糖があるらしいが、ヨーグルトでゆるくなったことはない、体に合っている。
- ヨーグルトは腸内環境を整える。
牛乳が飲めないと悲しむ私に、飲むヨーグルトを渡してきた母親に感謝。
飲みごたえ、味としては牛乳の60%互換くらいだが、うん、ほぼ牛乳だ。自己暗示が大切。
いまのところ大丈夫そう。ちなみに冷たいものを飲みたいときは、その後すぐお湯を飲んで中和している😅
(追記) 新たな救世主
—7月1日追記— 6月に再燃して、出血が収まってすぐにのむヨーグルトを飲んでみたところ、お腹が重くなり少し便がゆるくなった。なのでこの記事を書いたころよりは飲んでいない。
つい先日(13週目、寛解期前?)、料理のためによく売られている「キッコーマン 調整豆乳」を飲んでみたところ、全く問題なかった。
脂質が200mlあたり7gくらいあって、今まで敬遠していたが、大きな発見だった。今は下の方の、より高たんぱくで低脂質な「特濃調整豆乳」を飲んでいる。
| | 調整豆乳(200ml) | 特濃調整豆乳(200ml) | | 熱量 | 116kcal | 109kcal | | たんぱく質 | 7.0g | 8.8g | | 脂質 | 7.7g | 6.0g | | 飽和脂肪酸 | 1.22g | - | | 糖質 | 4.4g | - |
主な成分は上の通り。特濃調整豆乳はトクホ(特定保健用食品)にも登録されている。 豆乳は、
- グラノーラ+豆乳
- カフェインレスコーヒー+豆乳
- 料理
と活用先が広い。またひとつ、「できること」が広がったように思う。
また進展があったら報告。牛乳記事でした!