目次
潰瘍性大腸炎を発病してから3ヶ月が経つまでの間、以前できていたのにできなくなったことが多くて、それがすべて病気のせいに思えてしまって、やる気が出なくて、自分を責める。
そんなときに、私がやってみて気持ちが楽になった方法を書いておく。
また苦しくなったときのため、少しでも楽になるように備忘録。
できなくなったことを書き出す
「できなくなったことが多くなって嫌でしかたない。」
「それが本当に病気のせいなのかわからない。」
まずは、病気になってからできなくなったことを書き出すことに。
できなくなったことと、まずは向き合ってみようと。
紙に、「できなくなったこと」と書いて、どんどん書いていく。
今、頭の中にあるモヤモヤを書き出した。
切り分ける
書き出したことを私は次の3つに分けた。
- 「病気になったせいでどうやってもできなくなったこと」
- 「体力がなくて今はできなくないこと」
- 「気持ちが向かわなくて今はできないこと」
私の「できなくなったこと」
「病気になったせいでどうやってもできなくなったこと」
- 食事を自由にとること
- お酒・(コーヒー)・(牛乳)を飲むこと
- トイレ・体調を気にしない生活
- 無茶をして遊ぶ・夜通し遊ぶこと
「体力がなくて今はできなくないこと」
- バイトを長時間全力ですること
- 朝から夜まで研究室にいること
- 昼寝なしで生活すること
「気持ちが向かわなくて今はできないこと」
- 研究に集中すること
- なにかに熱中すること
それまでは、「うまくいかないのはすべて病気のせい」と思ってしまうこと自体が苦しかったけれど、
「体力がなくてできないこと」は、そのうち体力がつけばできるようになる。一生できないわけじゃない。 じゃあがんばって少しずつ体力をつけよう。
「気持ちが向かわなくてできないこと」は、気持ちの整理がついてくればできるはず。今は休養期間。
「病気のせいでできなくなったこと」は、一生できないかもしれない。でももしかしたら調子がよくなって、いつかできるかもしれない。
こうやって思えたとき、「病気だからもうダメなんだ」という気持ちがすっと薄くなった。
紙に書き出して、それが少しでも減っていったら嬉しい。
できること探し。
書き出した紙は今でも家の作業机の壁に貼ってある。
何もしなくないとき、何もしない。
何かしたいんだけど、できない自分がもどかしいとき。できることを何かひとつやってみる。刺激を受けると気持ちは結構変わるかもしれない。
できることを増やす
今の私の目標は体力をつけること。
体力をつければ、疲れで体調が悪化することを気にすることなく生活できるはずだから。
病気に負けない体力をつけたい。